チョロQラジコン「デジQ」が故障!からの復活!!
こんばんは😄
久しぶりの投稿になります。(半年ぶりです)
今回はデジQのお話になります。
なんとなくこの前、修理したデジQ(カルソニックGT-R)を動かそうとしたら、全く動きませんでした...(何が起きた😱)
↓この記事で紹介したラジコンです
私の予想ですが、たぶん基盤が壊れました😥
心当たりがちょっとありまして...
このデジQ、購入したときから基盤に青いヨゴレが付着していて、腐食が広がった状態だったんです。
適当に掃除して対処していたのですが...
どうやら基盤の内部にも腐食が進んだのかもしれません
バッテリー交換をして動いたのは奇跡だったのかもしれません😥
というわけで、今回は...
動かなくなったこのデジQを復活させようと思います!
基盤の直し方は調べても出てこないので、自分で考えるしかありません。
気合いを入れて直します!
正直、動いてくれれば何でも良いのです!
⚠️改造はすべて自己責任でお願いします。
今回の記事は長いので、目次を入れてみました ↓
必要な部品を購入
最初に修理に必要なものを考えてみましたが、なんとなく最近のラジコンの基盤を使えば直るのではないか?と思い、通販でこんな物を購入してみました! ↓↓
タカラトミーの ギガストリーム というラジコンです。
ヤフーショッピングで2000円くらいでした。
2019年くらいに発売された商品のようです。
時速25キロで走行し、アクロバットな走行も可能みたいです。
このギガストリームですが
なんと、デジQと同じようにリアにモーターが2つ付いているのです!
フロントタイヤは首振りせず、リアのモーターの回転数を調整して曲がるタイプです!
これはイケます!
しかもシャーシも小型ですし、同じメーカーのタカラトミーです。
問題ないでしょう(素人の個人的な見解です😅)
デジQ(GT-R)と比較するとこんな感じです。
結構小さいですねー😁
色は3色くらいありましたが、カルソニックに近い色が良いなと思い、青を選びました。
箱の中身はこんな感じです。
リモコンは小型なトリガータイプです。
充電にはUSBを使うみたいです⚡
いきなり分解してしまうのは かわいそうだったので、数回遊んでみました。
想像していたよりもめっちゃ速かったです!
あと動きがデジQにそっくりで驚きました😅
(ギガストリーム、もう一台買っておきます)
やっぱりデジQの復活にピッタリだと思います!
次は、デジQとギガストリームを分解していきます!
修理開始
デジQの分解
まず、デジQを分解します。
以前、バッテリーを交換したので、このラジコンの分解は慣れています。
(分解の仕方は以前の記事をご覧ください)
ネジを外してこんな感じにします。
ただ破壊しているだけのように見えるかもしれませんが、ちゃんと直すのでご心配なく。
↑ 分解していくと、モーターの配線が4つ繋がっているのが確認できます。
基盤に白い文字でL-M、R-Mと記載されていますが、おそらく左モーター、右モーターの略だと思います。マイナスは黒と紺、プラスは赤の配線になっています。
この配線のハンダ部分にハンダこてを当てて溶かし、配線を外していきます。
まず2本外してみました。
ここのハンダは簡単に溶けてくれました。
4本すべて外しました。
これでモーターユニットの切り離しができました。
次はギガストリームを分解していきます!
ギガストリームの分解
シャーシの裏にネジがあるのでそれを外していきます。
ネジは5本くらいあります。
ネジを外すとカバーが外れ、基盤が見えます。
ギガストリームの基盤を見てみると、デジQと同じようにモーターの配線が4つ繋がっているのが確認できます。
めちゃくちゃデジQに似てますね😅
驚きました...
この時点で基盤を移植できると確信しました✨
(タカラトミーさん、これはデジQをベースにしているのですか?😁)
次にギガストリームの基盤を外していくのですが、赤丸部分の部品が引っかかって基盤が外せなかったので、ニッパーで切りました。
無理やり取ろうとすると基盤が割れそうな感じでした。
これで上にあげると基盤が外れます。
外れました!
バッテリーも出てきました。これはリチウムイオン電池みたいです。
茶色の配線は、たぶんアンテナです。
これは2.4Ghzのラジオコントロールなので、本物のラジコンです。
デジQは赤外線コントロールなので、正式にはラジコンではありません。
この改造が成功すれば、デジQは本物のラジコンになる という訳です✨
久しぶりに燃えてきました🔥🔥
次に、デジQと同じようにモーターの配線4本を外していきます。
ギガストリームの基盤には M1- 、M1+ 、M2-、M2+と記載されています。
デジQの基盤に置き換えると、M1はL、M2はRだと思います。
デジQとほぼ同じ配列に見えましたが、M2の+と-は逆のようです。
ハンダ付けする時は間違えないように注意しなければなりません😅
4本配線を外しました!
次はこのギガストリームの基盤をデジQに移植していきます
ここからが本番ですね!
基盤の移植
デジQのモーターユニットを、ギガストリームの基盤にハンダ付けしていきます。
基本的に、元の状態と同じように繋げるだけですが、片方のモーターは+と-が逆でしたので、そこは入れ替える必要があります。
↑ 文章では分かりづらいので、図を用意してみました。
この図のようにハンダ付けすれば問題ないです😄
ハンダ付けが完了しました。(よく見るとハンダ付けがヘタです)
加工も何もいらないので超簡単です✨
ここで、モーターが動くか確認しておきます。
当然のことですが、もう基盤を変えてしまったので、デジQのリモコンでは動きません...
ギガストリームのリモコンで動作チェックします✅
基盤の側面にスライドスイッチがあるので、これをONにしてリモコンのスロットルを入れてみます。
動きました!
我ながら良い出来です😅
後はシャーシを組み立て、ちゃんと走行するか確認するだけです!
シャーシの組み立て
シャーシを組み立てていきます。
モーターの配線がちょっと短い感じですが、今回はこのままでいきます。
元々デジQは、基盤とシャーシとモーターユニットが1本のネジで固定されていましたが、ギガストリームの基盤はネジで固定は無理そうです😥
↑ 基盤は無視して、モーターユニットとシャーシだけを固定します。
ネジは黄色の矢印のところに入れます。
これでモーターユニットが固定できます。
基盤は固定しなくても、何とかなると思います(適当😅)
デジQでニッケル水素電池があったところにバッテリーを配置してみました。ここは簡易的に両面テープで固定してみました。
良い感じです👍
↑ フロントタイヤを乗せてみました。
しかし、〇部分の配線が干渉しているようです。
適当にバッテリーの配線をグイグイと曲げて、干渉しないようにしました。
基盤は固定していませんが、モーターの4本の配線とバッテリーの配線によって、適度に固定されています。
ちゃんと固定したいですが、試運転がまだなので、今回はこのままでいきます。
こうして見ると、基盤とバッテリーの間がスカスカですね😅
完成!
シャーシの組み立てが完了しました👍
電源をONにすると、赤いLEDが光ります。
グレードアップした感じでカッコイイですね!
まったく違うラジコンの基盤なのに、なぜか違和感ゼロですね🤔
これはすごく良さそうです ♪
あとは走りです。
次はボディを装着して、テスト走行です!🏁
走行チェック
走行の前に、充電をしておきます。
ギガストリームはUSBで充電するタイプになります。
充電は20分くらいで完了します。
充電が完了したら、ボディを装着して走行させます!
さて、どうでしょうか😥
・・・
すごいです!
ちゃんと走りました😄
ステアリングがデジタルプロポーショナルじゃないので、カクカクした曲がり方になりますが、デジQと走りが似ています!
デジQに比べ、操作のレスポンスがすごく良くなり、速度調整の幅も広がり、めちゃくちゃ速くなりました👍
加速力もすごいです。
全開にするとフロントが浮きます😅
スピンもデジQの3倍近く速くなったと思います。
この改造、流行るのではないでしょうか😆
(今の時代、デジQで遊んでいる人は私ぐらいです)
我ながら、良い改造をしたと思います😁
カルソニックGT-Rも復活したことで、喜んでくれたと思います。
問題点
デジQは基盤を変更したことで、復活することができました。
しかし、今回の改造で問題があることに気付きました。
それは、シャーシの裏側をみると確認できます。
↑ シャーシの裏側を見ると、デジQで本来存在していた電源スイッチと充電端子が無い状態です。
スイッチを入れたり、充電をするためには、ボディを外さなければなりません😓
これは面倒です...
しかもボディはネジ固定なのです。
スイッチの移動は何とかなりそうですが、充電端子は良い方法が思いつきません。
ネジ固定をやめれば良いのかな🤔
この問題については、また今度考えてみます。
まとめ
デジQが動かなくなってしまったので、他のトイラジの基盤を使用して復活を試みましたが、見事成功しました👍
ほぼ加工もなく、基盤をそのまま移植するだけの作業で、難しい作業はありませんでした。
ギガストリームというラジコンは、基盤の大きさがデジQとほぼ同じでしたので、今回のような改造に適していると思いました。
修理には2000円近くかかりましたが、マシンの性能が向上したので、満足しています👍
ボディを外さないと電源スイッチと充電端子にアクセスできない問題がありましたので、次回にまた考えたいと思います。
今回のデジQの話は以上になります😄
それでは。